
インタビュー前半
ミステリー作家として活躍する下村敦史さんに、新居づくりへのこだわりを伺いました。この記事はインタビュー前半として、輸入住宅の全体コンセプトや京都に完成したご自宅の特徴、そして海外から取り寄せた輸入照明器具の選定理由についてご紹介します。後半では、ロートアイアン門扉やエクステリア、さらにおすすめ著書についても詳しく語っていただきます。

こんにちは!
カスタマーサービス担当、お客様の味方ヴィッキーです!
なんと今回は!あの日本の小説家・推理作家「下村敦史(しもむらあつし)様」に弊社の商品を使った新築の完成までについてインタビューさせて頂きました!

下村敦史さん
2014年、『闇に香る嘘』で江戸川乱歩賞を受賞しデビュー。緻密な構成と人間心理を鋭く描き出すミステリーで注目を集める。社会派から本格推理まで幅広く手がけ、次の一手が読めない“予測不能のストーリーテラー”。
⇒下村敦史ウィキペディア
⇒下村敦史twitter


















下村敦史さんの輸入住宅について
京都に完成した自宅と外観のこだわり

京都の閑静な住宅地に完成した下村敦史さんのご自宅は、輸入住宅ならではのクラシカルな雰囲気を持っています。外観には重厚感のある意匠を取り入れ、まるで海外の邸宅を思わせる風格を演出。限られた敷地を最大限に活かすため、エントランスには特注の階段や装飾を採用し、訪れる人を物語の世界へと誘うような空間に仕上げています。
★ビルダー:有限会社国際規格住宅研究所 ⇒下村様邸ページ
家づくり全体で大切にしたテーマ

下村さんが家づくりで重視したのは「小説の舞台のような世界観を持つ住まい」。各部屋にはテーマを持たせつつ、建材や内装のテイストを統一することで、全体に調和を持たせました。アンティーク家具や直輸入の装飾材を随所に取り入れ、物語性を大切にした住空間を作り上げています。
海外輸入の照明器具を選んだ理由

リビングや書斎、浴室に至るまで配置された輸入照明器具は、家の雰囲気を決定づける大切な要素。真鍮製のシャンデリアやアンティーク調のランプを中心に選び、柔らかく温かみのある光で空間を演出しています。下村さんは「照明は小説における雰囲気づくりと同じで、細部までこだわることで全体の完成度が上がる」と語っており、まさに住まいの象徴的な存在となっています。
下村敦史さんインタビュー(前半)

照明や建材から見える住まい観
下村さんが最も重視したのは「住まい全体に統一された世界観を持たせること」。小説の舞台を思わせるクラシカルな雰囲気を求め、外観から内装に至るまで輸入建材を厳選。空間ごとにテーマを設けながらも、全体としては物語性を感じられる住まいづくりを実現しました。

こんにちは!
まずはお家全体についてお聞かせください。
一番拘られた場所はどの部分でしょうか?

どこも手抜きせず全力でした。
でもやっぱり書斎が一番の見せ場かなと思います。

それではその書斎で気に入っている点はなんでしょうか?

職人さんが”100年200年前からあるような書斎を”と作ってくれた部屋全体の雰囲気です。

ランプなどもたくさんあるし小物もいっぱいありますね。その中でもお気に入りのインテリアアイテムはなんでしょうか?

どれも全部気に入ってます。手抜きせずとことんやってやろうと。

探すのが難しかったアイテムとかありますか?

地下室のタイルと部屋の照明がやっぱり大変でした。
また部屋によってテイストが違って、ゲストルームはロココ調、マスターベッドルームはヴィクトリアン調で1階は宮殿っぽく。書斎は茶系のヨーロッパの図書館みたいな雰囲気があってそこに似合う照明ってなんだろうと?既製品の真鍮だときらびやかで僕の趣味じゃないなあと。
フランスの100年前のアンティークだと真鍮の色合いが重厚感あってリビングダイニングに使ってます。
書斎は真鍮のシャンデリアだとイメージと違うので、黒っぽいアイアンみたいな照明を色々探しててなかなかない中これだ!と思って見つけました。
照明器具の選定基準と重視したポイント
照明は単なる明かりではなく、空間の印象を決定づける重要な要素として選ばれました。下村さんは「アンティーク調でありながら、温かみのある光を演出できること」を基準に輸入照明をセレクト。特に真鍮やガラスを用いたクラシックデザインは、書斎やリビングの雰囲気を格上げする存在となっています。

次に、照明を選定した基準や重要視したことはなんでしょうか?

部屋に似合って重厚感あるがものを探してました。最近はスチール等も増えていて実際手に取ると安っぽいかなーと思うものもあって。買ったはいいが使わなかったものもあって、重厚感は大切にしてました。

お部屋との相性はどのように考えましたか?

実際にこういう雰囲気にしたいという部屋の画像をたくさんもっていたので、それに買いたい照明を切り抜いて合成してみて雰囲気を見ました。

一番お気に入りの照明はとその気に入ってる点はなんでしょうか?

リビングダイニングの100年前のフランスのアンティークの照明と書斎の照明がこれはもう部屋にぴったり合ったなと!
書斎だとアイアンっぽくて重厚感あるものを探していて真鍮だとゴールドが強いかと思っていて、茶なのでそれにあうものがなかなかなくて。実際の写真を見た時、錆びたような色合いの雰囲気が「これだ!」と思いました。

実物見た感想は?

想像以上でしたね。商品の写真をみてよさそうと思って倉庫にある写真を見せてもらった時、実際の雰囲気がよく分かる写真でして「あ!これかっこいい!色といいエイジングの塗装といい書斎にピッタリだ」と思いました。
このシャンデリアは実物がなかったですが、ブラケットを見て雰囲気が分かりました。あ、やっぱりいいなと思いました。
触ってみてもアイアンのような重厚感がすごくて、職人さんもお気に入りで書斎にピッタリでこの書斎のためにあるんじゃないかと。これはもう最高でしたね!

弊社で取り揃えてほしかった照明や系統等ありますか?

あるものの中で気に入ったものを購入してたので、結構僕はもう満足してました(笑)
今回の記事で紹介された照明器具コレクション
後半インタビューへのご案内(ロートアイアンと著書)

本記事は前半として、輸入住宅の外観や照明に焦点を当てました。後半では、ロートアイアン門扉やエクステリアフェンス、さらに下村敦史さんおすすめの著書についてご紹介します。ぜひ続けてご覧ください。